Scorpion MBT


このスコーピオンMBTは国連軍MBTの第五世代MBTとして開発が開始され、開発・生産はニューコム社とヒューズ・レイセオン社とノースグランダーI.G.社によって行われ、さらなる改良型も生み出されている国連軍でもっともホットな地上兵器である。

この戦車の計画が発達したときはコブナントとの戦争が熾烈化しており、コストダウンと生産の効率化が最優先課題だった。

また、できる限りの部品を共通化することで生産ラインにかかる費用を減らす努力がなされた。

そのため、主砲はM2装甲車と同じ90mmにされ、キャタピラもほかの装甲車のキャタピラを前後2つ、2列作ることによって非常に高い走破性能を持ちながら比較的安いコストで作ることが可能となっている。


【特徴】

この戦車の特徴はなんと行っても砲塔が分離されている点であろう。

一見異様に見えるが、敵のバンシーに対空車両無しでも対応できるよう非常に高角度まで砲塔が動くようになっている。

また、操縦手をもっとも装甲の厚い部分に納めることによって高いサバイバビリティを獲得している。


【装甲】

装甲は上下2枚の高分子セラミック複合装甲の間に液体水素を入れ、超高圧で圧縮することによって内部の液体水素を液体金属水素に変化させたサンドイッチ構造の複合装甲となっている、内部の液体水素が衝撃を吸収するため軽量ながらも非常に強い耐弾性能を持ち、自分の放つAPFSDS、レイスのプラズマ砲の攻撃にもかなり耐えれるようになっている。

また、液体金属水素が漏れ出すと非常に危険なので水素の周りを強靭な強度を持つカーボンナノチューブによって保持し、そのカーボンナノチューブの袋を300個のユニットに分割、配置することによって非常に高い安全性を確保している。

だが、300個にも分割すると整備は大変なものとなり、基地の格納庫、もしくは工兵の持つ修理キットを使わない限り整備は不可能となっている。

よって国連軍は3社にもうすこし簡単にできないか、と要求しているが、3社の回答は「ユニットをさらにユニットで覆えば簡単にできるがそれでは破損していないユニットも交換することになり非効率、また、重量がかなり増加する」と似たような回答をしている。

もっとも、長距離の行軍の際にはペリカンが使われるためペリカンについている修理キットを使えばそれほど問題ではないという意見もある。


【エンジン】

エンジンは三菱MTUによって製造が行われており、意外にも旧式の水冷ディーゼルエンジンだが、1900年代から改良が続けられてきた信頼性と性能、さらにエンジンの小ささは他を圧倒するものがある。

馬力は3000馬力程度と低出力だが、むしろ66トン程度の戦車に1万馬力も与えるのは不要であり、燃費も悪くなるということでそれよりも燃費がよく小型化できる3000馬力程度のエンジンが最適とされた。

もっとも、1990年代に世界でトップクラスの性能を誇っていたM1A2やレオパルド2は70トンで1500馬力だったのと比べれば非常に高出力である。


【火器】

同軸砲は7.62mmであり、ワートホッグのターレットと同じにすることによって徹底的なコストダウンが図られている。また、コブナントの装甲に対しては12.7mmでもたいした効果は得られないとし、対歩兵として割り切ったためである。

また、主砲は定番のAPFSDSであるが発射方式は磁気火薬複合加速方式を採用しており、これは2005年のエルジア戦争で連合軍を震え上がらせたストーンヘンジのシステムを小型化、効率化してている。

弾頭はタンタルの化学的特性を擬似的に再現したセラミックを使っている。

しかし、レールガンは非常に膨大な電力を消費するため、ほかのヴェトロニクスの消費電力も一括で補うことができ、隠密作戦中でもほぼ無音での駆動が可能である常温核融合炉を採用している。


【ヴェトロニクス】

スコーピオンのヴェトロニクスは非常に単純なものである。

一人でも全周警戒が可能なCOFFINシステム、FCS、自動装填装置程度しかついておらず、非常に簡素である。

また、シールドに対して強力な装備を持つコブナント軍にシールドは無駄であると判断し、つけてはいない。


【派生型】

対歩兵用にエターナルフォースブリザードをつけた派生型も存在する。